いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「勝間さん、努力で幸せになれますか」/勝間和代・香山リカ

勝間さん、努力で幸せになれますか
by カエレバ

★★★★★

高学歴でバリキャリだけど、根本的な考えが違うので、対談は延々平行線でした。

どちらに共感出来るかは、読む人の年齢、置かれている環境によって分かれるんだけど、

私は確実に今は香山派。

もしも、十代や二十代前半なら努力信仰で、何より効率重視で成功を掴み取る勝間さん派だったと思う。

香山さんも対談でおっしゃってるように、勝間さんを目指す時点である程度”デキル”人に違いない。

しかし、あの勝間さんにここまで切り込んでいく香山さん、凄いです。

対談の最初に香山さんから、

「いきなりですみませんが、勝間さん、自分と違う人がいるということ、わかります?」

すごいです、これ。

いきなりこの台詞を浴びせられるって、流石表紙でドクロマークの入ったジャケット着てるだけある。

香山さんは精神科として患者と接していて、弱い立場にある側に立って持論を述べている。

勝間さんはそもそもそういう人たちが周りにいないであろうし、別に世界のことなのではないか。

私からしたら、香山さんも十分に強い立場にあり、”私たち”とされても「ん?」と違和感を拭えないのも事実です。

各章の後に二人にそれぞれに「議論を終えて」が書かれている。

勝間さんが「香山さんと今度とも、何らかの形で対話を続けさせてください。」と書いているのに対して、

香山さん、「今後は、遠くからご活躍をお祈りしています。でも、ダメで弱くて頑張れない、”私たち”のことも、できれば忘れないでいてくださるとうれしいです。どうぞお元気で。」

決別宣言である(笑)

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