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いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「青の時代」/三島由紀夫

青の時代 (新潮文庫)
by カエレバ

★★★★☆

最初の少年時代の心理描写は、太宰治の「人間失格」の主人公を彷彿させられるものだった。

みんな思うことは同じのようで、太宰の「人間失格」を引き合いに出している人がよく見受けられたように思う。

少年時代のしつこいくらい細かく描写される心理描写と、

後半に会社を設立してからは違う本を読んでいるくらい雰囲気が変わる。

やはり強烈なのは文房具屋(だったか?)の売り物ではない大きな鉛筆のシーン。

本書において”売り物ではない大きな鉛筆”を欲しがる主人公と、父親の対応が一番強烈に残る。

地方の名家に生れた川崎誠は、父への反感を胸に徹底した合理主義者として一高、東大へと進むが、ある日大金を詐欺で失った事から今度は自分で金融会社を設立する。それはうまく行くかに思われたが……。

戦後世間を賑わした光クラブ社長の自殺に至る波瀾にみちた短い生涯を素材にして、激しい自己反省癖と自意識過剰の異様で孤独な青春を描いて作者独自のシニシズムに溢れる長編。

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私としては、「青の時代」といえば、リアルタイムで見ていたので、

堂本剛奥菜恵が出ていたドラマを思い出してしまいますね。

青の時代 DVD-BOX
by カエレバ

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