いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「私はのんびり生きてきた。」/香山リカ

私はのんびり生きてきた。
by カエレバ

★★★★★

精神科医でテレビにも出て、本も多数執筆してる香山氏に”のんびり生きてきた”と言われてもねぇ…

という意地悪な視点で読み始めたが、何とこれが癒された。

本書を読んで、すっかりカヤマーになってしまいそう。

香山さんの毒や皮肉がゆるりつ綴られていて、クスっと笑ってしまう。

勝間和代を目指さない」の項で、ちょうど勝間さんの著書を読んでいてしんどくなっていたので、タイムリーに楽になれた。

勝間和代を目指すのは無理、絶対無理。

カツマーよりカヤマーになる。

卒論について、形式があるのだからそれに当てはめていけば何も難しいことはないという。

更に、

卒論だけに限ったことではないと思う。

仕事、恋愛、結婚に育児、世の中のほとんどの場合は、「形式を覚えて、あとはそれに沿って淡々とこなし、ちょこっとオリジナリティを混ぜ込む」ですむのではないだろうか。

ヘタに「私にしかできない何かを」などと意気込むから、肩に力が入りすぎて、結局は失敗に終わる。

すべてのことには、だいたい先人、達人と呼ばれる人がいて、その人たちが自分の体験談だとか指南書だとかを書き残している。

新参者は、それを読んでなるべくそのとおりになぞってやったほうが、間違いは少ない。

さらに、意外だと思われるかもしれないが、形式にとらわれて穴埋め式にやればやるほど、その隙間にポロッと本当の自分らしさがにじみ出るものなのだ。

全くそのとおりだよな。

成功した人がいるんだから、それに習えばいいわけで。

恋愛も人生もそんなもんなのかも。

あー、何か楽になれるし、穴埋め式にワークをこなして生きたい。

心が疲れたら、取り出していつでも読める本にしておきたいと思える一冊。

香山さんの本をもっと読みたくなった。

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