いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「アンの友達―赤毛のアン・シリーズ〈4〉」/ルーシー・モードモンゴメリ

アンの友達―赤毛のアン・シリーズ〈4〉 (新潮文庫)
by カエレバ

★★★★☆

赤毛のアン」シリーズも4冊目になりました。

今回はアンの周りの人々について書かれた本なので、アンはほんの少し、

ゲスト出演のように出てくるだけです。

12個のお話で、それぞれ読み切りのようにどこから読んでもOK。

アンに負けず劣らずの愉快な人たち、ひと癖もふた癖もある人ばかりで、

面白おかしくもあり、哀愁もあり、やはり、心温まるお話になっていました。

1番長いお話である「ロイド老淑女」が好きです。

「新しい一日などは大きらいだ」というロイド老淑女。

本当は人間が好きなのに、自分の自尊心を保つためだけに、

一人寂しく気高く暮らしているのだ。

本当はお金もないのに、それを悟られないように。

心を閉じてしまった人。寂しい人。

そんなロイド老淑女にとっての女神が現れた。

それは一人の女性なのだが、彼女のために必死に尽くすロイド老淑女がいじらしい。

まるで恋でもしているかのような感覚(絶対に恋ではないのだけど)。

自分が憧れていた女の子へいつかの思いにも似てる気がした。

人はいつでも素直になるべきさ。

自尊心を保つためだけに、見栄を張って生きていくのがバカらしくなる。

否、気持ちは分かるが…。

全て投げ捨てても、残るものがあるかどうかはその人次第。

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