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いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「ナマケモノに意義がある」/池田清彦

新書

ナマケモノに意義がある (角川oneテーマ21)
by カエレバ

★★★★★

面白かった!!

現代人は頭でっかちになりすぎて心身のバランスが崩れているから鬱病や自殺が起こる。

自然界の生物たちに学べば、自由で楽しい生き方ができるはずである。

生物学の知見を引用して池田流の生き方論・幸福論を展開する。

考えすぎな人にはいいスパイスになります。

あれこれ考えても意味ない。

不安や死や病気を恐れても意味ない。

自分にはもっと何かあるなんて頑張っても意味ない。

片意地張って生きるなんてバカバカしい。

大嫌いなあの人も、自分も100年後にはこの世にいないんだから。

以下、気になった部分を引用。

女の人の中には300円のケーキを食べるだけで幸せを感じることができる人がいる。

これはすごい才能だ。

日常の小さなことに喜びを見出し、幸福感を覚えるというのは女の人のほうが得意なのだろう。

私、そのタイプです!!

500円のランチで美味しいー!幸せー!って思えます。

感動というのは一種の精神的カタルシスを得る行為で、何買いい話を聞いたり見たりして一瞬だけ感動しても、すぐ忘れてしまう。

だから、そこから何か新しいものが生まれるわけではない。継続につながらないのだ。

感動だけで仕事をしたり、感動だけで大学受験したり、感動だけで結婚生活を営めるわけではない。

楽しいことは長続きするが感動は長く続かない。

好きなアーティストのライブに行って、めっちゃ感動してもすぐに忘れてしまうのはこれだったんだ。。。

自分らしさとは、このように人並み以上の努力を重ねてはじめて外から認めてもらえるものだ。

努力もしないで「自分探し」を繰り返すのは人生のムダである。

「自分探し」もそうだけど「自分磨き」っていうのもどうなんだろ?

一人旅して(海外に行って)人生観変わったっていうのはやめてほしいね。

別に「いい人」でなくても、そこそこの仕事をしていれば、世間が認めてくれないことはないわけで、若死にしたくなかったら、泥沼に陥らないうちになるべく早く「いい人」を離脱したほうがいいと思う。

多少わがままでも世間は渡っていけるのだから。

脱・「いい人」目指します!!

これはどうかな?と思うけど、面白かったので…

町内会で「今度運動会をするんだけど、人が足りなくて困っているので出てください」と頼まれたとき、

「困っているのはあんたの勝手だから、出たくない」と言うと、

町内会の人たちはみんなの和を乱す迷惑な人だなと思うかもしれない。

一部(大部分?)の日本人は集団に同調しない人間を迷惑という言葉で恫喝するのが好きなようだ。

何かと話題になるイジメ問題もこうした同調圧力と無縁ではないだろう。

これだけハッキリ言えたら気持ちいいでしょうね。

頑張りすぎている人、知らず知らずのうちに頑張りすぎて疲れてる人にあげたい一冊。

本物の怠け者が読む本ではない(笑)

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