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いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「愛と資本主義」/中村うさぎ

中村うさぎ

愛と資本主義
by カエレバ

★★★★☆

「さびしいまる、くるしいまる。」での出来事たちが、本書を作りだしたわけです。

狂乱のホスト通いがここに結実。

多重人格の女、金持ちと見せかけて無理な豪遊をする女、そして孤独な女探偵。

衝撃のラストに向かい歌舞伎町の闇に落ちていく三人の女と、その人生を狂わせる一人のカリスマホストとの愛と金を描ききる、問題小説!

Amazonより)

3つの視点から描かれたホストの世界、女の生き方。

1つ目は、ホストのリョウにハマる多重人格の女。

2つ目は、そのリョウから見たホストに狂う女たち。

3つ目は、こちらもホストのリョウにハマる大人の女。

1つ目の「海にいるのは」が痛々しかった、悲しすぎる。。。

グロ注意もあり!

多重人格という方が分かりやすいが、メンタルのことをちょっと知っていると、

解離性障害の方が馴染みがあるかもしれない。

統合失調症のような描写も出てくる。

3つ目の「月ばルナ、星ばステラ」は、あれ?これミステリー小説だったっけ?となりつつ、

一気に読めてしまう。

読み物として面白かったです。

少し携帯小説っぽいかなと思うところがあったのは、

ホストや風俗嬢というキーワードがそうさせているのだろうな。

うさぎさんはとことん「女」と向き合いながら生きているんですね。闘っている。

すごく破滅的で、そこまでしなくても…と思うけれど、そんな風にしか生きられない。

嫌でも「女」ということを考えさせられるのが、うさぎさんの本。

うさぎさんの敵は「女であること」なのだろうか。

味方も「女であること」かもしれない。

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