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いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「愛と苦悩の手紙」/太宰治

愛と苦悩の手紙 (角川文庫クラシックス)

太宰 治 角川書店 1998-06
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by ヨメレバ

★★★★☆

太宰治なので…。

小説でもエッセイでもなく、太宰が友人知人に送った書簡の中から212通を、親交の深かった亀井勝一郎が編集したものが本書。

というわけで、読み物として単純に面白いわけではない。

ある程度の太宰作品を読んだうえで、太宰が好きでない人には、あまり楽しめるものではない。

太宰のことをもっと知りたい、もっと知りたいという欲求を持ち合わせていないと。

Amazonより引用

「少しへまをやって、うちから送金をとめられています。弱りました。…くやしくて涙が出た」

としたためた獄中の先輩宛ての手紙から、死のひと月あまり前、妻に寄せて「万事よろしくたのむ」と記した簡潔な葉書まで、友人知人に送った太宰の書簡二一二通を亀井勝一郎が編集

。太宰の素顔とさまざまな事件の消息、作品の成立過程などを明らかにする第一級の書簡資料。

心に引っかかった部分を引用。

目のまえで腹かき切って見せなければ、人々、私の誠実信じない。

(だれも遊んでくれない。人らしいつきあいがない。半狂人のあつかい)

共感したくはないけれど…共感してしまう人の多さ、そして私も。

結婚は、家庭は、努力であると思います。

厳粛な、努力であると信じます。

結婚や家庭は夢ではないんです。

ただ、一緒に努力してくれる人がいるのは心強い。

「優」という字について…

優しいと読みます。

そうして、この字をよく見ると、人偏に、憂うると書いています。

人を憂える、ひとの寂しさわびしさ、つらさに敏感なこと、これが優しさであり、また人間としていちばん優れていることじゃないかしら、そうして、そんなやさしい人の表情は、いつでもはにかみであります。

優しい人って何だろう。。。

もう考えるのも面倒臭いや。。。

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