いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男」/江戸川乱歩

江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男 (光文社文庫)

江戸川 乱歩 光文社 2005-01-12
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by ヨメレバ

★★★★★

乱歩全集は分厚くても苦もなく一気に読めてしまうのが凄い。

本書には「押絵と旅する男」「蟲」「蜘蛛男」「盲獣」の4作品を収録。

タイトルになっている「押絵と旅する男」はとても短い作品です。

凄かったですね…これは…

今まで読んだ乱歩全集の中でも、凄まじいエログロだった。

映像では見るのが怖すぎて無理だが、乱歩の文章で読むと何故か艶めかしく惹きつけられてしまう。

押絵と旅する男」、これは乱歩もお気に入りの作品らしい。

ぞっとするけど、切ないような、温かいような、そんな気持ちになる。

「蟲」、一番好き。

この主人公みたいな人、現代でもわりと多くいると思う。

ここまでの行動にまで出ないだけで、誰もが持ってる狂気。

伏せ字が多すぎて…気になって仕方がない。。。

「蜘蛛男」、まさかのあの人登場!

今まで読んだ乱歩作品の中で使われていた方法がいくつかあって、

これ好きなんだなとクスっとしてしまう。

「盲獣」…これははちょっとしつこかった…。

作中で「作者も飽きた」と書いているほどである(笑)

「作者も飽きた、読者諸君も恐らく飽き果てられた事であろう」

その通り!!

エログロの凄まじさもこの作品が一番凄い。

少々胸の悪くなる話だ。

気の弱い読者は、読まぬ方ががいいかもしれぬ。

そんなこと言われても読むしかないよ(泣)

エログロを堪能したいなら、乱歩全集ではこちらを手に取ってみて欲しいです。

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