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いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「孤独と不安のレッスン」/鴻上尚史

孤独と不安のレッスン (だいわ文庫)

鴻上 尚史 大和書房 2011-02-09
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by ヨメレバ

★★★☆☆

タイトルに惹かれました。。。

と言うと寂しい人みたい(笑)その通りだ。

帯にて、

どんなものを信じても、受け入れても、人は一生、

孤独と不安から自由になれない、ということなのです。

この本は、「本物の孤独」と「前向きの不安」を見つけ、それを楽しみ、共に生きられるようになるための人生の練習帳なのです。

本書は著者が語りかけるような文章で書かれています。

そこがまた孤独を癒してくれているような、一人ではないという安心感を持って読める。

どうしても孤独と不安が押し寄せてくる夜とかに、読んでみるのもいいかもしれない。

気になった部分を…

それでも「一人はみじめ」と思ってしまう理由の項に書かれていることに、

あまりに共感したました。

私たちが孤独を恐れる理由はある歌にあったのだ!

「一年性になった~ら~、友達100人できるかな」

誰もが聞いたことがある、歌ったことがある歌だと思います。

このような詞の歌を幼稚園で歌わされていたのですから、刷り込みですよね。

ほんまにこんな歌を作った奴が腹立つし、歌わせた幼稚園にも腹が立つ。

引用すると…

この歌野一番の問題は「友達が多いことは無条件でよいこと。

友達が一人もいないことは、無条件で悪いこと」という価値観をわずか5、6歳の子供に刷り込んでいることです。

そして、大人達は、1年生に向かって、何の疑問もなく、「友達できた?」と聞きます。

その質問の繰り返しが、子供達に、「友達ができないことは、間違ったこと」という価値観を刷り込むのです。

結果、学校でも家庭でも、「友達の多いことはいいこと」「友達のいない人は淋しくてみじめで問題ある人」という価値観が、なんの問題もなく流通していくのです。

全くそのと・お・り!!

「考えること」と「悩むこと」を区別する、という項で、

この違いが書かれてます。

「考えること」は。具体的にどのようにしていけばいいのか、解決策は何だろうか、そのようなことを「考えること」、

「悩むこと」は、漠然と「どうしよう…」「不安だな」「上手くいくのだろうか」「失敗したら…」というようなことを「悩むこと」と言ってます。

趣味を持つことの大切さも言っておられます。

気を紛らわせる方法を人間だけに求めてはいけないと、人間以外の何かに集中することで、自意識や不安が減っていくと。

私は趣味だ!と言える夢中になれるものがいくつかあるので、

だいぶ救われてると思います。

音楽であったり、読書であったり、文章を書くことであったり…

これらは一人で出来ますよね。

共感出来たり、目から鱗の情報もあるんですが、

一人旅を勧めてくるのは微妙でしたね。。。

一人旅して世界観変わったみたいなの…うんざりですわ。。。

著者が言う「本当の孤独」「ニセモノの孤独」…

一度「本当の孤独」を体験してみる価値はあるかもしれない。

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