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いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「女王様と私」/歌野晶午

歌野晶午

女王様と私 (角川文庫)

歌野 晶午 角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-09-25
売り上げランキング : 308840
by ヨメレバ

★★★★☆

歌野晶午さんの「さらわれたい女」が面白かったので、他の作品も読んでみたくて選んでみました。

タイトルがちょっとSMっぽいが…。

真藤数馬は冴えないオタクだ。無職でもちろん独身。

でも「ひきこもり」ってやつじゃない。週1でビデオ屋にも行くし、秋葉原にも月1で出かけてる。

今日も可愛い妹と楽しいデートのはずだった。

あの「女王様」に出逢うまでは…。

読了するまでに、「マジで!!??」「ええっ!!??」「はぁ!!??」みたいなが3~4回ありました。

途中で騙された!!って思うんですけど、最後まで読んでみないと分からない。

歌野晶午さんの作品、これからも読んでいきたいです。

そう思えるほどだったということです。

ちょいちょい読まなくても大丈夫そうな長い記述は読む飛ばしたんですけど…。

※以下ネタばれあり

あらすじに、「可愛い妹とデート」とあるが、”可愛い妹”の名前は絵夢(えむ)で人形です(笑)

人形に話しかけて、人形と会話してるんですね。

女王様というのも、最初は男性かと思ってたんですが、女性でしかも小学生だった。

主人公の男性も20代くらいの引きこもりニートだと思ってたら、オッサン。

叙述トリックというやつにまんまと騙されたみたいです…。

この男、モノホンのロリコンである。

告白すると、7年前、ぼくは小学5年生の女の子を連れ去ろうとした。

海までドライブし、お喋りをして食事をしたかった。

さわったり、性的な何かをすることは考えていなかった。

何日も連れ回すつもりもなく、日が暮れたら家に帰そうと思っていた。

だからぼくの意識としては、合意のうえで一緒に遊ぶ、といったところだ。

何が「合意のうえで一緒に遊ぶ」、だ!!??

更に、

女という獣に代わってしまう前の少女が天使なのだ。

といっても、胸も膨らんでいないような子にはたいして興味はない。

第2次性徴の前半にあるローティーンの女の子にだけ特別な何かを感じる。

公園やプールに行き、少女たちの姿を眺めたり写真やビデオに収めたりしたこともあったが、それ以上は絶対踏み込まなかった。

一言…

気色悪っ!!!!(|| ゚Д゚)

オタクで引きこもりニートロリコンだが、人は良さそうな憎めないキャラを描いていても、

親の金をバンバン使ってる時点でもうアウトなわけよ。。。

ご飯をご馳走させられるお金も、オークションでチケット落すお金も、全部親の金。

千円、二千円の単位じゃないからね。

結末はかなりブラック。

後味悪いけれど、私は結構好きですね。

こういう大人になっちゃいけない、見せしめだととることにします。

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