いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「夜間通用口―テレビ消灯時間〈3〉」/ナンシー関

夜間通用口―テレビ消灯時間〈3〉 (文春文庫)

ナンシー関 文藝春秋 2001-11
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by ヨメレバ

★★★★☆

またまたナンシー関。読みまくりたいです。

1998~1999年のテレビ界総まとめですね。

内容は引用させてもらった方が分かりやすくまとまっているので。

「イイ話」番組のあざとさに敵意を、ゲストの「泣き」名人度に唸りを。

相変わらず突っ込み所が一杯のテレビ界、今日も静香が徹子がケインが広末が、ナンシー画伯を悩ませる。

それでも腹を括って送り出すテレビ批評は、そのまま現代を映す時評だ。

今回気になったのが、ドラマ「GTO」のコラムで、野島伸司について触れられているところ。

いじめやレイプ、自殺なんておいしいお題をちりばめていただけで、真面目に反応した方がマヌケだったということだ。

でも、野島伸司って、マジで反応する人がある程度出てくるように作るんだよね。

今さら野島伸司のドラマにどうこう言ってもしょうがないんだが。

しかし、思い出すたびその「汚さ」「あざとさ」に腹立つのである。

グサッ…グサグサグサッ…

その”マジで反応する人”というのが私です。

まあ、あざといんだろうけど、どうしても反応してしまう野島伸司

いかにも中二病が食いつきそうな話ですよね。(私も含め)

更に唸ったのが、「障害に負けずに○○に挑戦」という物語を見せている24時間テレビについて。

成功・失敗にかかわらず「すばらしいチャレンジをした」ことで感動というオチが。

私なんかが言うのはナンだけど障害を持っている人の人生にオチなんてない。

根本的な問題は何も解決してないが、きれいなオチを目のあたりにしたら言いっこなし、というか、感動が思考を止めるのかもしれない。

まあ、放ったらかしだもんね。

何かに挑戦して、「はい、終わり。お疲れ様です」みたいな。

ますます、24時間テレビが嫌になったわ。。。

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