いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「かわいそうだね?」/綿矢りさ

かわいそうだね?

綿矢 りさ 文藝春秋 2011-10-28
売り上げランキング : 14956
by ヨメレバ

★★★★★

綿矢りさ、好き!!

今更ながら彼女の作品に夢中になっています。

かなり前に「インストール」と「蹴りたい背中」を読んだ時は、ピンと来なかったんですよね。

もう一度再読してみようと思います。

前とは違った風に感じるかも?

「かわいそうだね?」と「亜美ちゃんは美人」の二編が収録されています。

帯には、

同情は美しい、それとも卑しい?

美人の親友のこと、本当に好き?

と、書かれている。

それぞれの作品のテーマになってますね。

綿矢さんの描く女性が本当に好き!面白い!!

自意識過剰なイタい人っぽいのがいい!爽快!!

綿矢さん自身が女性の嫌な面を隠さないのが好きですね。

いい子ちゃんぶってる私というのを、客観的に見れていると思います。

そして、揶揄して楽しんでいるのではないかと。

※以下、ネタばれ

元カノを居候させている彼氏の携帯を盗み見るシーンから、怒涛の勢い。

あまりに爽快すぎて気持ち良かった。

早くページを捲らなきゃ、早く早く!!っていうあの感じ。

最後に関西弁で思いっきりキレまくってまくしたてる主人公に、自分を投影してすっきりしました。

「亜美ちゃんは美人」の方もこれまた面白くて一気読み。

気になったのが、綿矢さんは亜美ちゃん側の人間なのか、さかきちゃん側の人間なのかということ。

美人だから亜美ちゃん側かなとも思うし…うーん。

亜美ちゃんがアウトローな彼氏を連れてきた時はひやひやしました。

美人すぎるとこういう落とし穴が待ち構えているんですね。

明らかに変な人と結婚したり、付き合ったりとかいますもんね。。。

若村真由美さんとか。。。

「美は常に他者のためにあります

当人はいつも鏡を持ち歩いているわけではない、ナルシストでもない限り、常に自分の美しさに酔いしれるなんてできない。」

美を持って生まれた人間じゃないので、よく分からないんですが、

そうかもしれないと思わせられた台詞。

Amazonで「かわいそうだね?」の詳細を見る>>>

楽天で「かわいそうだね?」の詳細を見る>>>

広告を非表示にする