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いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「ひらいて」/綿矢りさ

綿矢りさ

ひらいて

綿矢 りさ 新潮社 2012-07-31
売り上げランキング : 25151
by ヨメレバ

★★★★★

本屋で見かけて、綿矢りさの新作が出てる!読んでみたい!と思い手に取りました。

まーーー、とにかく面白かったです!!

綿矢りさの描く女の子は残念すぎて、イタくて…

そういうところに共感したり、おかしかったり、気持ち良くて完全にハマってしまいました。

本書の帯より

怖れを知らない女子高生が、哀しい目の男子に恋をした。

熱い思いは勢いあまり、彼の恋人に向けられて…。

華やかで傲慢な女子高生・愛が主人公。

彼女が想いを寄せているのが、クラスでも目立つタイプでもない男子。

人より可愛くて、そこそこ明るくて、男子にもそこそこモテて…みたいな愛が、

好きな男には告白も出来なければ、なかなか話しかけることも出来ない。

根暗な女でもしないようなストーカーじみた行動を取ったり、逆ギレしたり、ぶりっこしたり、かなりの困ったちゃんです。

困ったちゃんというレベルなのかも疑わしいが。

文章がとても詩的です。

これを嫌うか好きかで好みが分かれる作家なのかな?

表現が綺麗で哀しいので私は好きですが、時々それがまどろっこしく感じたりするのも事実。

もっとストレートに表現してほしいと何度か思いました。

何だか、学生時代に片想いしてたことを思い出して、

しばらく妄想にふけってしまいました。。。(笑)

私の好きな人はこうだったなとか、私もこんなことしてやれば良かったやら、まぁ、色々妄想して思わず時間を食ってしまった。

※以下ネタばれ含む!!

好きな人に振られた腹いせに、好きな人の彼女に手を出す、とんでもない女(笑)

しかも、彼女をその気にさせて、セックスまでしてしまうところが凄い。。。

自分も良ければいいけれど、気持ち悪いと思いながらも女とセックスするって。。。どうなの?

性描写も気持ち悪いとかなくて、ああ…何かいいなと思ってしまった。。。

ラストはあやふやな展開で、疑問を残したまま終わってしまったのが残念。

一生に一度の恋をして、そして失った時点で自分の稼働を終わりにしてしまいたい。

二度と、他の人を、同じように愛したくなんかない。

この部分が好きです。

また再読したいと思います。

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