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いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「FUKUSHIMA DAY」/桜井亜美

桜井亜美

FUKUSHIMA DAY

桜井亜美 祥伝社 2012-02-11
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by ヨメレバ

★★★★★

2011年3月11日、東日本大震災福島第一原発爆発事故が起った。

本書は、東京に住みながら、福島に家族を持つ男性のことを綴ったフィクションです。

元々は、ドキュメンタリー映画を撮るつもりだった著者が、現地に行き話を聞いていく中で、フィクションにして掘り下げる方法がいいと思ったそうです。

一言で言うと、せつない気持ち。それを映画にしたかった。 桜井亜美

と、ありますが、「せつない気持ち」というのは、私的にはしっくりこないですね。。。

かと言って、他の言葉などで表すことも出来ないのですが。

福島に住んでいる中学生の妹を心配する兄。

放射能が降り注ぐ地をすぐにでも離れて欲しいという気持ち。

しかし、実際に福島で生活している人々にとっては、すぐに体に現れるわけでもない、目に見えない放射能より、日々の生活の方が大切で…。

ずっと先の未来、子供を産む時に影響が出るかもしれないと言われても、高校受験を控えた妹は、そんなことを考えられないし、実感がないし、ピンと来ない。

また、住み慣れた土地を離れる決断をするのは、大変なこと。

他の土地に引っ越しした友達が、放射能がうつるといじめられたという話。

きっと、福島から引っ越してきたことで、特別な目で見られるのは確かなのに、離れる決断を出来るだろうか。。。

私が何を言っても説得力も何もなく、うすっぺらになるし、そんな自分が嫌なので、書くのはこの辺にしときます。

福井原発が稼働だとかで、そうなれば、他人事ではないんですよね。。。

大きな力の前で、原発の稼働を止めることなど出来ないし。。。

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