いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「さらわれたい女」/歌野晶午

さらわれたい女 (角川文庫)

歌野 晶午 角川書店 2006-01-25
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by ヨメレバ

★★★★★

妹から拝借。

タイトルを見て、面白そう!と思って買ったという妹。

自分ではたぶん手に取らなかったタイトルの本です。

Amazonから、あらすじを抜粋。

「私を誘拐してください」借金だらけの便利屋を訪れた美しい人妻。

報酬は百万円、夫の愛を確かめるための狂言誘拐。

シナリオ通りに仕事は成功するが、身を隠していた女が殺されているのを見つけて…。

携帯もなく、テレクラの時代なので、現代っ子には想像し辛い部分もあるかもしれない。

著者もあとがきにて、劇的な変化をふまえ、加筆修正しようかと思ったが、あえて手を加えないことにしたそうです。

携帯がなく、固定電話や公衆電話という生活は、私自身も10代の最初はしてましたし、抵抗はなかったです。

著者も書いているとおり、その時代の自分を回想して読むといい感じに、すんなり入ってきます。

その時代に生まれてなかったら?という質問には、どう答えるんだろう。

表現も古臭いのがありました。

俺は大きく息をつくと、電話ボックスに「あばよ」と手をあげて、外の空気を体全体に詰め込んだ。

電話ボックスに「あばよ」って。。。笑

柳沢慎吾ちゃんならやるのか?というレベル。

あちこちに、「あれ?」「何で?」「どういうこと?」という伏線が散りばめられていて、二転三転するストーリーと、読みやすい文章は、ページを捲る手を急がせる。

ミステリー小説の醍醐味ってこれですよね。

自分でも、こいつ怪しいんじゃない?と推理しつつ、それが裏切られる展開に突入し、ますます続きが気になり、一気に読んでしまう。

借りた本のわりに、思わず楽しめてしまい、読後の感想を妹に話すことも出来て満足。

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