いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「お父さんは心配性」/岡田あーみん

お父さんは心配症 1 (集英社文庫―コミック版)

岡田 あ〜みん 集英社 1997-08-12
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by ヨメレバ

典子はごく普通の女子高生。

北野くんという素敵な恋人がいます。

けれど、困ったことに心配症のお父さんがいます。

ここまでは、普通の少女漫画に思えるでしょう。

しかし、お父さんの心配症っぷりが正気の沙汰じゃなかったのです…。

当時、17歳~18歳の作者が描いていたとは思えない変態っぷりが気持ちいい

また、小学生女子も読む少女漫画雑誌「りぼん」で連載されていたというのも、驚きである。

典子のためなら何でもするのがお父さん。

たとえ火の中、水の中、流血なんて恐れません。

それが、典子と恋人の北野くんにとっては大迷惑なんですが、お父さんは突っ走ります。

このお父さん、本名、佐々木光太郎。

通称、パピィ。

最初の数ページは気持ち悪いオッサンと思えるかもしれない。

しかし、一旦パピィの魅力にハマると抜け出せない。

パピィが可愛い。

特に恋するパピィの可愛さは異常。

パピィの一発芸で、お尻にパンツをくいこませて、「おすもうさん」には爆笑。

これで引いちゃう上品な人なんて私は嫌いよ。

「おすもうさん」で笑える女性でありたい…!!

私的パピィの名場面を一つ挙げると、「おすもうさん」も大好きなんですが、

車に轢かれて、吹っ飛んだ自分の頭を抱えて「た、助けてくんろ…」と歩き回っているシーン。

決してグロい画ではないので、ご安心を。

そして、もういっちょ。

私的、パピィの名言。

「男はグラスの中に 自分だけの小説を書くことができる…」

これは、あーみんの手書きの文字で小さく書かれています。

こういう細かいところも目が離せません。

「何が大人は夢を忘れた人種だっ

お前らみたいなクソガキ育てるのに必死で そんなもんみてるヒマあるかっ」

これは、妙に納得してしまいました。

夢を忘れるほど、必死だという”大人”ってカッコいいじゃないですか。

最後に一つ。

何故に表紙の「お父さんは心配症」のフォントがホラー風なのか…?

「流血しまくり=ホラー」ということかな。

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★★★★★

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