いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「ぼくは勉強ができない」/山田詠美

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

山田 詠美 新潮社 1996-03-01
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by ヨメレバ

「放課後の音符」を読んで、すっごくうきうき楽しくて、山田詠美の作品をいくつか読んだ中のひとつ。

すらすら読めて、すごく楽しい。

うきうき感とちょうど良い刺激は「放課後の音符」みたいでした。

主人公は17歳の時田秀美という高校生。

ショット・バーで働く年上の桃子さんという彼女がいる。

この桃子って女、すっげぇ嫌い。

年上ぶって自分は何でも分かってるのよって風にかっこつけちゃってさ。

浮気をしておいて、それを秀美くんに責められて何て言ったと思う?

秀美くんが「ぼくは、どうすればいいの?」と聞くわけよ。

「解らないわ。あなたが決めることよ。でも、私は、あなたと別れたいと思ってないのよ。

解ってもらえないと思うけど、あの夜、素敵な時間を過ごしたわ。

あなたに黙っていたことだけを、私、謝るわ」

ふざけすぎやろ。

いい女ぶるのもいい加減にしろと言いたい。

それでも、桃子の魅力に逆らうことが出来ないのか、秀美くん!!

ずっと年上の女と付き合っている高校生の秀美くんも秀美くんよ。

大人と付き合っているからって、自分まで大人のようにふるまっちゃってさ。

周りの女はガキみたいに見て、優越感に浸っているのよ。

年上の女と付き合っている男の子がいたら、そりゃちょっとは魅力的に見えるかもね。

ちょっと惹かれちゃうかもね。

「秀美くんって、年上と付き合ってるんでしょ?あんなババアのどこがいいの!??

とか言っちゃって、数年後には自分も”あんなババア”になってしまうんだよね。

とても楽しかったです。

若い頃は年上と、年を取ったら年下とがベターですね。

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★★★★★

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