いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「片恋の日記少女」/中村明日美子

片恋の日記少女 (花とゆめCOMICS)

中村 明日美子 白泉社 2008-01-04
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by ヨメレバ

中村明日美子、好きだー!

どのお話も心ときめいてしまう。

何だか変なテンションになる。

「つまらない日常」からのトリップ。(日々をつまらない日常というのもナンセンスね…)

病みつきになってしまう。

1時間にも満たない魔法だ。

いやいや、漫画の世界も奥が深い。

著者の初の少女漫画短編集です。

7つの短編が収録されてますが、どのお話も設定が面白い。

今からいくつか書きますが、絶対読みたくなると思います。

「父と息子とブリ大根」

息子が女になったことを知らない父親が訪ねてくる。

父親は息子の彼女だと勘違いして奇妙な同居生活が始まる…。

「娘の年ごろの女の子」

上司に連れていかれた風俗街で出会った女の子が娘の友達(中学生)だった。

お願いを聞いてくれなかったら、風俗街に来ていたことをばらすと脅されるわけだが…。

中学生の女の子に振り回される大人の男というのが面白いです。

30代後半~40代前半なら、この漫画みたいなちょっと素敵なパパもいるでしょ。

おじさんをからかうのは楽しそうだ。

「とりかえばやで出会いましょう」

出会い系サイトで知り合った男に会いに行く姉を心配する弟。

あろうことか、女装をして相手の男に会いに行くことになった弟であったが…。

出会い系はろくなもんじゃねーな。。。

「片恋の日記少女」

表題作ですね。

このタイトルいいですね。好きです。

死んだ父親の日記に綴られていた恋心。

毎朝、同じ電車で会う女子高生。

声を掛けることも出来ず、ただずっと見ているだけの恋。

そんな父親の想い人と思われる女子高生を見つけてしまった息子だが…。

初老のじいちゃんでも女子高生に恋をするのか。。。

※以下ネタばれあり

原色メガネ男子標本

このお話が一番好き!好きすぎる!!

私も保健室の先生になって、お高くとまったような秀才メガネ男子のプライドを剥がしてゆきたい。

「青くさいそのプライドを 恥じらわせながら ゆっくりと はがす 十代の少年を敗北感でいっぱいにする この 快感」

甘美な世界ね。

たった8ページのこの作品でいくらでも世界は広がります。

プライドをずたぼろにした後、「不潔です」って言われたーーい!!

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★★★★★

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