いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「ベルサイユのばら」/池田理代子

ベルサイユのばら 全5巻セット (集英社文庫(コミック版))

池田 理代子 集英社 2009-07-21
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by ヨメレバ

読みました!

歴史的名作少女漫画「ベルサイユのばら」。

小学生の頃かな、「ベルサイユのばら」の再放送が夕方に地方局で放送されていました。

3回くらい見ましたが、ちょうどマリーアントワネットが処刑にされるかどうか…という時で、絶対に手を出してはならない賭博に手を染めただとか…内容が恐ろしくて、見るのをやめてしまった。

主題歌も強烈なインパクトで悲しい曲なんです。。。

ちょっとしたトラウマアニメ。

そんな私も「ベルサイユのばら」を一気に5巻読み終えました。

豪華絢爛。美しい。

気品に溢れ煌びやかなイラスト、歴史を絡めて構築された激動のストーリー。

非の打ちどころがない!!

うーん、名作と言われるだけあって心から素晴らしいと思った。

思ったのだが、「風と樹の詩」についてもそうだが、思いが溢れるばかりで言葉にならないのだ。

すごいとしか言いようがないという状態に陥ってしまう。

マリーアントワネットが暴走し出して、更にポリニャック伯夫人がそそのかすものだから、冷や冷やして怖かった。

どういう結果になるか分かっていても「これ以上はやめて!目を覚まして!」と思わずにはいられなかった。

オスカル様、素敵。

宝塚にハマる女性の気持ちが初めて分かった気がします。

オスカル様は天海祐希さんがぴったりだと思う!

もしや、宝塚のトップ時代にオスカル様を演じていたのでは?と思い調べたが、やられていないようだ。

残念だ…。

※以下ネタばれあり

好きな登場人物への想いを書いています。

マリーアントワネット

愛らしく誰もを虜にしてしまう少女が、フランスの王妃に。

大きな瞳に迷いはなく、気高き女王。

退屈が怖い…というマリーアントワネットに胸が痛む…。

そして、毎日のようにパーティー、演劇鑑賞、ドレスと宝石で自分を着飾り、賭博にまで手を出してしまう。

国民の税金で暮らしている王妃がやってはいけないこと。

悪い人ではないが、美しく華やかなマリーアントワネットにはルイ16世はつまらない男だった。

ポリニャック伯夫人を心の拠り所にしていた、頼っていた、慕っていた…。

結局、利用されているだけなのだが。

「パンをくれ」という国民に「パンがなければケーキを食べればいいじゃないの。バカじゃない」という発言が有名。

マリーアントワネットならありえる…。

オスカル

オスカル様、素敵です!

何て気高く凛々しく美しく優しいお方。

何人もの女性が、オスカルが女であることを恨むほど。

オスカル様、どうしてあなたは女なのですか…!!

ロザリー

貧乏な暮らしをする美しい少女。

実は貴族の娘。

こういう子が少女漫画の主人公らしい少女よね。

食べる物もろくにない、病気の母の薬代もない…。

体を売る女になどなりたくないと、売春婦たちを軽蔑するロザリーが体を震わせながら、声を震わせながら「あの…あ、あたしを…あたしを…ひと晩…買ってください」と貴族の前に飛び出す。

何て可憐なんだろう…。

相手がオスカルだったので、笑われてしまうのだが、ロザリーには捨て身の行動だったのだ。

シャルロット

アントワネットをそそのかして利用したポリニャック伯夫人の娘。

出番は少なかったが好きな人物です。

金のために11歳という幼さで、若い子好きな男と結婚させられることになる。

御察しの通り、全てポリニャック伯夫人の策略である。

なんちゅー女…!!

シャルロットはオスカル様にずっと想いを寄せているのです。

オスカル様と仲良くするロザリーに嫉妬をして酷い意地悪もするが、全てはオスカル様が好きだから。

乙女とは好きな人を手に入れるためには、いくらでも残酷になれるものなんです。

シャルロットは言います。

「オ…オスカルさま… あの… おねがい…です 左の…左のお手に…さわらせてください…」

手を合わせて、体を震わせ、頬を赤らめながら…。

オスカルがさっと左手を出す。

オスカルの左手に頬を寄せ、涙を流すシャルロット。

人生で一番幸せな瞬間だったのではなかろうか…。

結局、結婚をせず自ら死を選んでしまうのだ…。

11歳の少女に結婚なんて!当たり前や!!このバカ親が!!!!

シャルロット、大好き。

ドキドキして心臓に負担を掛けたが素晴らしい世界だった。

ちょっとトラウマなアニメ版「ベルサイユのばら」ももう一度見てみたい。

主題歌の「薔薇は美しく散る」がベルばらの世界にぴったり過ぎて驚いた。

最後に「オスカル…」という台詞は誰の台詞なのだろう。

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