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いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「マボロシの鳥」/太田光

芸能人の本

マボロシの鳥

太田 光 新潮社 2010-10-29
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by ヨメレバ

爆笑問題太田光の処女小説。

あまり興味はありませんでしたが、たまたま目に入ったので読んでみることに。

全九編の短編が収録されています。

最初の二編はつまらなかったです。。。

所詮、芸人が小説書いてるんだって小馬鹿にしてた部分がこの時点では確かにありました。

表現も何なのこれ?とか思ったり…。

しかし、三編目の「人類諸君!」からは太田さんのいい味が出てるようで、一気に読み終える面白さでした。

「人類諸君!」の書き方はこれは何ていうのだろう。。。

特に面白かった言い回しを引用してみますね。

この老人が物言えば、いかなる季節であろうとも春風が吹くという。春のウララの山本リンダ。枯れ木に花を咲かせやしょうの、花咲か爺ぃだ。

狐につままれ、ライオンに噛まれ。それでも動物には罪はない。と、松島トモ子が言ったとか…。

野生の本能、切り捨て御免。

……まてよ、本能?

こういう言葉遊びみたいなの大好きです。

正式な名称があると思うのですが、分かりません。。。

表題作「マボロシの鳥」での芸人の話。

ここに太田さんの毒がたっぷり吐き出されています。

こんなことを書いていいのか?と、少し思いましたが、書いてくれて嬉しくもありました。

太田さんは小説を通して、自分の思想を表現してるようで、それが面白かったですね。

それが押しつけがましく感じなかったので、それも良かった。

太田光さんが好きという方向け。

嫌いな人はモロに太田光という人物が出てる作品だと思うのでお勧めしないです。

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★★★★☆

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