いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「ネット心中」/渋井哲也

ネット心中 (生活人新書)

渋井 哲也 NHK出版 2004-02-11
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by ヨメレバ

ネット心中とは…ネットで知り合った見ず知らずの者同士で自殺を図るという意味合い。

最近はあまり聞かないですが、一時はよく事件が報道されてましたよね。

ネットの自殺掲示板で知り合った男女数名が車内で練炭自殺をしたとか…。

ネット心中の志願者たちのインタビューや実際のメールのやり取りを淡々と挙げていき、実際に起った事件を淡々と挙げている。

まぁ、どういう風なやり取りで死に至ったのか、または思いとどまり失敗に終わったのかは分かるが、同じような内容をいくつも挙げられても何も得られるものがなかった。

広く浅く知るという意味では、ネット上のメンタル系のサイトについてなどをさらっと知ることは出来る。

もっと深いものを望むと肩透かしをくらってしまいます。

目次だけがやたら気を引くが大した内容は書いていないし、メンタルを患ったことがある人なら周知のことだろう。

著者が「どちらかと言えばいじめる側だった」とか言ってのけていたり、呆れた。

親に対して、子供のやっているサイトをこっそり見ろだとか…。

バカか…。

かつて、親にサイトをやっていることがバレて悩んでいたり、自分のはけ口としてのサイトを失った子たちを見たが、気の毒としか思えなかった。

親にこっそり見られていたことがショックで死にたいという子もいた。

そこはデリケートな問題なので、そんなに軽く書いて欲しくない。

子供を守るためだと言われればそれまでだが。。。

話をネット心中に戻すと、自殺系サイトなどは”悪”ではない。

悪い要素もあるが、良い面も多々ある。

そのようなサイトにアクセスしたことがあるが、チャットルームにて顔も年齢も知らない女性とぽつりぽつりと会話をし、少しは落ち着きを取り戻せたこともあるから。

あの時、自分に自殺系サイトがなかったらもっと追いつめられていたと思う。

もう過去のことだけど。

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★★☆☆☆

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