いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「スピン」/山田悠介

スピン

山田 悠介 角川書店 2006-07

売り上げランキング : 338357

by ヨメレバ

本を読むことにブランクがあったり、難しい本に挑戦して放置してる時に、コミック感覚で手に取ってしまうのが私にとっての山田悠介作品。

本好きのみなさんに、ボロカス言われている作家No.1でしょうね。

十代のアイドルがブログにて、「山田悠介さんの本が大好きです」と写メ入りで載せているのを見ると、この子、バカだなと思ってしまうんです。自分も読んでいるのに。

本が好きだと言う人で、誰の作品が好きかを聞いて、一番に山田悠介の作品が好き」だと言う方とは、仲良くなれそうにないです。

「じゃあ読むなよ」と言われてしまえば、それまでですが。

自分なりに何故、山田悠介の作品を読むかを考えてみたので、箇条書きで挙げてみます。

  • 釣りとも思わせるようなタイトル
  • 最初の数ページを読むと気になる
  • さらっと一冊を読破したいから
  • 多少の刺激が欲しい
  • 何だかんだ言って、読んでいる間は面白いし、夢中になれる

だいたいはこんな感じです。

さて、本書についての感想を…

ネットで知り合った、心に傷を持つ少年たちが、それぞれの場所で同じ日にバスジャックをするという話。

山田悠介らしいこの発想。

ついつい読みたくなってしまいます。

以下、ネタバレになっちゃいますが…

いい加減、このオチはやめてもらいたい。

ホラー小説において、このオチを使うのは夢オチを使うのに匹敵する狡さがある。

少年によるバスジャックに怖さはほとんどなく、ギャグにしか思えない。

特に藤悟のバカバカしさに呆れる。

藤悟は壁によりかかりキザなポーズを取る。しかし、内心、胸躍っていた。今の自分が、恰好良すぎると……。

ここで、吹きました。

これ、完全にギャグですよね…?

もう一つ。

バスジャックしておいて、乗客の女性を好きになってる定岡。

定岡もバカだが、惚れられた亜矢も相当のバカ者だ!

こんなバスジャックをするような少年に、「本当はいい子。純粋すぎるいい子」はないだろう…。

しかも、涙まで流して失笑…。

新作が出たらまた、彼の作品を読むことでしょう。。。

Amazonで「スピン」の詳細を見る>>>

楽天で「スピン」の詳細を見る>>>

★★★☆☆

広告を非表示にする