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いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「返らぬ日―吉屋信子少女小説選〈2〉」/吉屋信子

 

 ★★★★★

 

吉屋さんの少女小説を読むと、いつも小学生の頃に憧れていたクラスメイトのことを思い出して、うっとりした気持ちになります。

少女たちの友愛”エス”とは何て甘美な世界なんでしょう。

もう戻れない少女時代…だからこそ、より美しく感じられるのです。

 

 

友情か恋か?の微妙なラインの吉屋さんの作品たちですが、

表題作の「返らぬ日」はその中では、がっつり百合です。

けれど、それもとても美しい描写なのですよ。

 

 

いくつかの短編が収録されている中の「裏切り者」

都会から来た美しいクラスメイトに突然「あなた、明日から迎えに来てもいいわよ」と言われた章子。

そして、章子は彼女のお気に入りに。

ああ、何て羨ましい。

こんな台詞を美しいクラスメイトに言われてみたいです。

 

 

 

黒薔薇

黒薔薇