いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

【自殺志願者と死刑囚】「私たちの幸せな時間」/佐原ミズ

私たちの幸せな時間 (Bunch Comics Extra)

孔 枝泳 新潮社 2008-12-09
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by ヨメレバ

マイガール」を読んで以来、佐原ミズさんには注目しております。

この作品は原作は孔枝泳(コン ジヨン)さんで、映画化もされているそうです。

自殺未遂を繰り返すピアニストと無差別殺人を犯した死刑囚。かなり重いストーリーですが、佐原ミズさんが美しく描ききっています。

この作品を読んで一番考えたことは自ら命を絶つということ、生きること、死ぬこと。

私はほんの少し前まで、「死にたい」と願い続け、口にも何度もしたし、行動を起こそうとしたこともあって…。

もしも、その時にこの作品に出会っていたらどうだったのだろう。

きっと、最初の方の死刑囚の佑に共感していたはず。聖職者の偽善は吐き気がするんだよ…。

一番グサリときた言葉は

生きている時は嫌いなのに

死んだら悲しむなんて伯母さん変なの

死んだら悲しいのなら、生きてる時に怨むのも憎むのもよそう…そんな風に思った。。。

佑がピアニストの樹里とシスター(?)のモニカに出逢うことが出来て本当によかった。

原作も素晴らしいのだろうけど、やはり佐原ミズさんの絵は美しかった。

その美しさが余計に悲しかった。。。悲しいけれど美しい漫画でした。

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★★★★★