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いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「江戸川乱歩全集 第2巻 パノラマ島綺譚」/江戸川乱歩

パノラマ島綺譚―江戸川乱歩全集〈第2巻〉 (光文社文庫)

江戸川 乱歩 光文社 2004-08
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by ヨメレバ

江戸川乱歩全集を読むのも三冊目です。

全30巻なので、まだまだ読めると思うと嬉しいです。

読み終えて時間が経ってまた読めば楽しめる!!わくわく。。。

今回も収録されている全ての作品のちょこっと感想にしたいと思います。

■「闇に轟く」

カニバリズムが扱われているので、そういうのが苦手な人はかなり気持ち悪いかもしれない。

カニバリズムとは人間が人間の肉を食べる行為。

極限状態の人間の心身の描写は見事で、フィクションだと分かっていても凄まじかったです。

ストーリーよりもその描写の凄さに轟きました。

■「湖畔亭事件」

乱歩は鏡を使ったお話が好きですね。

お風呂場を覗くことが出来る細工をするわけですが、主人公はスケベ心ではなく好奇心なんです。

男性はスケベな方向に想像してしまうのでは…??

■「空気男」

まさかの廃刊で前編しかない。。。がっくし。。。

ストーリーが面白くて、どれほどわくわくしながら読んでいたか…。

前編だけでも読む価値はありでした。本当に面白かったから。

こんなイタズラやってみたいー!!天才だ!!

■「パノラマ島綺譚」

パノラマ島の描写が長かった…。

これは、乱歩も自作解説で「パノラマ島の描写が退屈がられた」と書いているのを読み、あぁ自分だけじゃなかったのかと安堵したのです…。

映像化したら面白いだろうなと思うけれど、ハリウッドの大作映画ほどのお金がかかるだろうし、日本では無理か…。

■「一寸法師

来ましたよ、明智小五郎!!

明智はもちろんいいけど、主人公の男性のキャラが大好きでした。美人に弱すぎる(笑)

その美人のために一人で突っ走ってしまう主人公が愛しく思えてしまいます。

ほんとうに可愛い男性だわ。

乱歩の後書きで、「一寸法師」が何度か映画化されたそうで、その時の一寸法師役の俳優さんについて、

顔はまずいが愛嬌者であった、愛嬌のある不男であった、と書かれていますが、これは流石に酷いのでは…?

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