いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

【悪趣味絵本の傑作】「不幸な子供」/エドワード・ゴーリー

不幸な子供
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エドワード ゴーリー Edward Gorey

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たまたま絵本コーナーで手にした「おぞましい二人」を読んでから、エドワード・ゴーリーに興味を持ちました。

タイトルからしてこれは凄まじい内容なんだろうなとは予想はしていたけれど…。

たんたんと不幸が続いていく様は怖い。

帯に「一人の少女の不幸を悪趣味すれすれまでに描いた傑作」と書かれている。

傑作なのは間違いない。

悪趣味すれすれというのは間違いである。すれすれではなく、悪趣味。

不幸なストーリーに拍車をかけるエドワード・ゴーリーの繊細な絵は何度も見てしまう。

心はとっくに死んでしまっている生きる屍のような表情が…そしてよく見ると描かれている悪魔…。

一回目はストーリーを追いながら、二回目は絵をじっくり見ながら、そして三度目は絵とストーリーを堪能する。

しばらくすると、また手が伸びて読んでしまう。

後味悪過ぎるのに何故か何度も読みたくなる、恐るべし。

間違ってもお子様に読ませないように注意してもらいたい。

ゴーリー作品を読破したい。

そして集めたい。

★★★★★