読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「江戸川乱歩全集 第11巻 緑衣の鬼」/江戸川乱歩

江戸川乱歩全集 第11巻 緑衣の鬼 (光文社文庫)
江戸川乱歩全集 第11巻 緑衣の鬼 (光文社文庫)
江戸川 乱歩

関連商品
江戸川乱歩全集 第12巻 悪魔の紋章
地獄の道化師―江戸川乱歩全集〈第13巻〉
江戸川乱歩全集 第10巻 大暗室
江戸川乱歩全集 第9巻 黒蜥蜴
目羅博士の不思議な犯罪―江戸川乱歩全集〈第8巻〉
by G-Tools

江戸川乱歩全集」は大体700ページくらいありまして分厚い文庫なんですが、これが全30巻あるんですね。

私は今の時点で全て読破したいと思っています。

この第11巻では「緑衣の鬼」と「幽霊塔」の二編が収録されており、

これは海外の原作を乱歩流にアレンジしたものです。

たぶん、私は乱歩じゃなかったらここまで楽しく読めなかったと思う。

原作が乱歩じゃないのに面白いのだろうか、しかもかなり長いぞ…という不安はすぐに吹っ飛ぶ面白さでした。

かなり長編で目眩がしそうなのに、読むとあっという間なんです。

二編とも主人公の男性が綺麗な女性にうつつを抜かしているのが滑稽であり、可愛らしくもあり、男という生き物は美しい女性にこうも弱いものかと呆れるやら。

美しくない女性に対しては非常に厳しく、肥田夫人を豚肥夫人呼ばわりする主人公には思わず笑ってしまいましたよ。

★★★★☆

「幽霊塔」のオチが私好みではなかったので…。作品としては素晴らしいのですが。