いちいち本レビュー

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【反面教師本】「頭のいい女、悪い女の話し方」/八坂裕子

頭のいい女、悪い女の話し方 (PHP文庫)
頭のいい女、悪い女の話し方 (PHP文庫)
八坂 裕子

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頭の悪い女にならないように、勉強しようと思い手に取りました。

第一章に「あなたの周りのバカ女」

第二章に「こんな女とならもっと話したい」

そして、第三章に「恋を失う話し方、恋を育てる話し方」

とあります。

目次を見るとそれぞれ細かく例をあげてあるので、参考になりそうでした。

ところが、話し方の勉強、自己啓発本としては全く役に立たない。

頭の悪い女の例を上げるのはいいが、かなり抽象的に書かれていて、具体的にどのようにすればいいのか分からない。

例えば、「どんなテーマでも横道にそらす」女について、周囲の対策が書かれているのだが、

彼女という存在をひとつのテーマとして受け入れよう。

それなりの体験が出来る。

体験はステキだ。

とある。全くちんぷんかんぷんです。

注目したいのは著者独自の表現が溢れる文章。

・知性は学級委員じゃないのだ。

・情報をマントにしてまとい

・女性誌は人生のナビゲーターではない

・謙遜&お世辞麻薬本舗の主

上手い事言っているつもりかもしれないが、分かりやすい例えでもなく、逆に読者を混乱に巻き込む事になっている。

私が惚れたのは著者の性格の悪さですね。

彼女自身があわてて自分のミスを認めざるをえないところまで追い込み、恥をかかせるのだ。

自分の話し方を磨くためには、流行語を乱用する相手をヤスリがわりに利用するのもオツなものだ。

頭はいいけど性格が悪い女になりたくない方は、著者を反面教師として本書を読めば得られるものが多いと思う

後はムカつく女を言い負かしてやりたいと思っている方にも学ぶべきところが多い。

自己啓発本としては☆☆☆☆★ですが、

著者の独特の言い回しを楽しむ本としては★★★★★をあげたいところです。

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