いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「人のセックスを笑うな」/山崎ナオコーラ

人のセックスを笑うな (河出文庫)
人のセックスを笑うな (河出文庫)山崎 ナオコーラ

河出書房新社 2006-10-05
売り上げランキング : 8434

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
人のセックスを笑うな [DVD]
映画「人のセックスを笑うな」オリジナルサウンドトラック
この世は二人組ではできあがらない
ここに消えない会話がある

映画を先に見てから、さらっと読めそうだったので原作を読んでみました。

ちなみに、映画版はあまり好きじゃなかったです。

学生のみるめ君が二十も年上の美術専門学校の講師・ユリと恋に落ちます。

映画ではみるめ君を松山ケンイチ、ユリを永作博美が演じていますが、

みるめ=松ケンは、うん、わかるわかる

ユリ=永作博美??

原作ではユリはそんなに綺麗ではありません。

普通の中年の女性というか…おばさんと言われてもおかしくないくらいな。

いや、おばさんではないですね、可愛らしいおばちゃんって感じかな。

逆にその方が生々しかったり。

しかし、不倫なのに、こんなにどろどろ感がないのもすごい。

言葉がするすると体に浸透してゆくのです。

小説というよりは、詩を読んでいるみたいな感覚もとっても素敵でした。

目尻の皺も、肉付きがよくなったウエストも、愛おしいと愛してあげられるみるめ君。

愛してあげられるかしら?愛せる?

愛おしいって感じられる?可愛いって思える?

そんなみるめ君が一番愛おしいと感じた私です。

★★★★★