いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

「ツ、イ、ラ、ク」/姫野カオルコ

ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)
ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)姫野 カオルコ

角川書店 2007-02
売り上げランキング : 61927

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
桃―もうひとつのツ、イ、ラ、ク
不倫(レンタル)
終業式 (角川文庫)
整形美女
ナラタージュ

直木賞候補にもなった作品です。

姫野さんの作品の中でも一番有名なのがこれなのかな。

お話は小学校時代から始まります。

最初の時点ではヒロインが誰なのか分からずに進んでいくんです。

あれ?この子って誰だっけ?

と、なるほどたくさんの女の子たちが出てくるわけですが、

どの女の子も”確かにいた”と感じるんですよね。

男性には到底理解出来ないであろう、めくるめく女の子の世界が丁寧に描かれています。

きっと、姫野さんは子供の頃から人間観察が得意な子だったんじゃないかな。

台詞ひとつ、所作ひとつにしてもリアルで、日記を読んでいるようだった。

途中まではそういう感じで楽しく、「いやー、やっぱ女の子の世界は怖い」と思いながら読んでいたのですが、

どうも生徒と教師の恋愛は、しかもこういう展開は受け付けないです。。。

生徒と教師の恋愛に対して肯定派か否定派かによって、評価がハッキリ別れる作品だと思います。

泣けるという人とそうじゃない人の差は、これを受け入れられるかどうか…なのかもしれない。

地方。小さな町。閉鎖的なあの空気。班。体育館の裏。制服。渡り廊下。放課後。痛いほどリアルに甦るまっしぐらな日々―。給湯室。会議。パーテーション。異動。消し去れない痛みを胸に隠す大人達へ贈る、かつてなかったピュアロマン。恋とは、「堕ちる」もの。 (Amazonより)

★★★★★

広告を非表示にする