いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

【邦画】「蟹工船」

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船上で加工缶詰を作る蟹工船で働く労働者たちは、低賃金、重労働で奴隷のように酷使されていた…。

この「蟹工船」が今の日本の会社(?)を表わしているというような事を言われていると聞いて、ちょっと見てみたいと思ったんです。

かなり辛い…度を超えたしんどさで、見ているだけでもしんどさがのしかかってきました。

極悪非道な監督を西島秀俊さんが演じていて、ほんまに怖かった…。狂気迫る演技。

そんな酷使される労働者の一人を演じる松田龍平

彼の統率力というのはすごいです。

楳図かずおの「漂流教室」の主人公と同じくらいすごいんです。

読んだ事ない人には何のこっちゃ分かりませんが、とにかくこの生まれ持ったリーダーシップというのがすごいんです。

こういう統率力の持ち主たちが世の中を動かすようになるんだろうな。

松田龍平柄本時生の熱弁には心を動かされます。

こうやって気づく人が立ち上がる人がいないとダメなんです。

謎だったのは、これはギャグなのか?喜劇にしたいのか?というようなシーンが入っていた事。

あまりにも過酷な労働状況とは温度差が違い過ぎて、おいてきぼりになってしまいました。

ロシアの船上での出来事は何だったのだろう。

意味があるシーンなのに、何故あんなステレオタイプの外国人を登場させるのか意味が分からない。

あちこちで酷評されていたわりには、私にとっては良かったです。

松田龍平柄本時生の熱弁は聞く価値があったと思ったし、極限に追い込まれた人たちの行動もリアルに感じたし、感動とか頑張ろうって気持ちにもさせてもらったし。

見て良かった!!

最後に…

どんなに汚い恰好をしていても光ってしまう竹財輝之助の美貌よね。美しいわー。

言い忘れた…

私、この「蟹工船」って実話だと思ってたんですよ。

だから、鑑賞してる間も衝撃が凄過ぎて…。

フィクションだと知っていて見たなら、感想も大きく違った可能性はあります。。。

◇2009年 日本 109分

◇監督:SUBU

◇出演:松田龍平西島秀俊高良健吾新井浩文柄本時生

◇あらすじ

北海道の先、カムチャッカ沖でカニを捕り、船上で加工缶詰を作る蟹工船の博光丸。そこで働く労働者は、監督・浅川(西島秀俊)の暴力と酷使に耐えながら、低賃金で重労働についていていた。そんなある日、労働者たちは一斉蜂起するが、力及ばなかった。しかし、労働者たちの心に火がつき、再び支配する者に立ち向かおうとする。

★★★★☆

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