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いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

【本レビュー】「セックスボランティア」/河合香織

セックスボランティア (新潮文庫)セックスボランティア (新潮文庫)

新潮社 2006-10
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まず、このタイトルに驚き、この本に書かれてある事を知りさらに驚いた。

「性」とは生きる根本―。

それはたとえ障害者であっても同じことだ。

脳性麻痺の男性を風俗店に連れていく介助者がいる。

障害者専門のデリヘルで働く女の子がいる。

知的障害者にセックスを教える講師がいる。

時に無視され、時に大げさに美化されてきた性の介助について、その最前線で取材を重ねるうちに、見えてきたものとは―。

タブーに大胆に切り込んだ、衝撃のルポルタージュ

Amazonより)

上記の説明を読んで、興味を駆り立てられる人も多いのではないだろうか。

私もそうだったが、ただの好奇心で知るにはあまりにも生々しく、目を背けたくなる現実に何が正しいのか何て、分からなくなってしまうかもしれない。

障害者の性について、考えた事すらなかったので、衝撃がすごかった…。

障害者にも性欲があるのは分かる、恋愛したいという気持ちももちろん分かる。

しかし、自分が性の介護を出来るのかと問われれば、絶対に出来ない。

その時点で安易に性の介護について賛成する事もまた出来ない。

オランダでは性の介護も進んでいるようで、国からのお金でそれをを受けている人もいる。

それには正直、不快な気持ちになった。

そんな事がまかり通る世の中になれば、良からぬ悪が出てくるのは目に見えている。

いくら、性欲があるのは分かっても、理解出来ても、障害者、健常者に関わらず、人が性欲処理の道具になると考えると、嫌だ…。

かと言って、どうすればいいかと言われても分からないというのが正直な気持ちなわけで…。

この問題は難しすぎて、無責任だと言われようが、あえて言うなら、「分からない」というし か答えようがない…。

★★★★☆