いちいち本レビュー

たんたんと本の感想を書いていくブログ。書評よりもっと軽いメモみたいなもの。

【書評・レビュー】「ノーベル物理学者が教える 「自分力」の磨き方」/益川敏英

 

ノーベル物理学者が教える「自分力」の磨き方

ノーベル物理学者が教える「自分力」の磨き方

 

 

まず、「自分力」というのがものすごく曖昧でふわっとしている。

優しい語り口で、自身の体験を交えながら最もないいことが書いてあるけれど、そこから何を読み取り自分のものに出来るかは読者次第。

あれこれ具体的に指示してほしい人には向かない。

 

 

よく分からない「自分力」の磨き方を教えてもらう本より、ノーベル物理学者のエッセイ本とした方が良かったと思う。

それだと売り上げがいまいちになってしまうのかもしれないけれど。

 

 

一番気になったのが、著者が名古屋大学に入り、同大学院に進学するぐらいに頭がいいのに、何度も勉強ができなかったと語っているところ。

いい加減、頭のいい人が「全然勉強出来ませんでした」っていうの止めてもらえませんかね?」

「ビリギャル」と同じ手法で、本当に勉強が出来ない人に中途半端に夢を見せるのをやめていただきたい。

所詮、頭のいい人の自慰にしか思えないよ。

 

bookmii.hatenablog.com

偏差値30でもケンブリッジ卒の人生を変える勉強

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【書評・レビュー】「持たない暮らし」/下重暁子

 

持たない暮らし (中経の文庫 し 3-1)

持たない暮らし (中経の文庫 し 3-1)

 

 ☆☆☆☆☆

 

ここまで読んでいて苛々する本もなかなかないです。

一言でいうとタイトル詐欺本。

美しい装丁とは正反対の中身。

 

 

自慢話のオンパレード。

かなりの年齢の方なのに、よくもここまでと呆れてしまいました。

友達の職業が医者であることを書く必要があるのかと思い読み進めると、医者であってもなくても全く関係ないというようなことが延々続きます。

お金は持っているけれど、「さもしい」という言葉が著者にはピッタリだと思います。

こんな可哀想なおばあちゃんにはなりたくないです。

 

 

恐ろしいのが単行本で出版されていて、新たに文庫本になっているということ。

単行本の時点でゴミ本なんだから、文庫本なんて出したらダメでしょ。

 

 

「持たない暮らし」と言いますが、本書こそ真っ先に手放すべき無駄なゴミ。

二度と著者の本を読まないためにもきちんと名前を覚えておきたい。

 

女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態 (単行本)

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ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

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【書評・レビュー】「スヌーピーたちの人生案内」/チャールズ・M・シュルツ 訳:谷川俊太郎

 

スヌーピーたちの人生案内

スヌーピーたちの人生案内

 

 ★★★☆☆

 

谷川俊太郎の訳で漫画「ピーナッツ」の一コマを、1ページ1コマでまとめたもの。

スヌーピーと仲間たちの可愛くてゆるいイラストと、ピリリとスパイスの効いたセリフが絵本みたいに楽しめました。

 

こういう名言集みたいなのは、作品を知るきっかけにはいいと思う。

本書を見て原作の「ピーナッツ」を読んでみようと思うきっかけ。

 

「ピーナッツ」を1冊ほど読んだことある私としては、名言は漫画の中で自分で見つける方が楽しい。

「これが名言ですよ」と提示されるよりは、名言は自分で見つけたい派。

名言集で選ばれなかったセリフが自分の中では一番の名言になる可能性も大きいし。

1コマを切り抜いたものより、どういう流れでこのセリフなのか分かると感じるものも違うと思うしね。